レティオ　ルテイン / 商品一覧｜ナチュラリーヘルスフーズ

日々の食事からだけでは十分にとりにくい
黄斑カロテノイドの補給をカプセルの形でお手伝い。

黄斑（おうはん）色素について

自然界でこれまでに単離され、特徴づけられた力ロテノイドは600種類を超えるとされています。そのなかで私たちが日常食する野菜・果物をはじめとする食品に含まれる力ロテノイドは40種類とも、50種類とも言われています[1.2]。そのような食晶に由来する多数の力口テノイドのうち、私たちの視覚をつかさどる網膜の中心部、すなわち黄斑部（図1）にはルテインとゼアキサンチンのわずか2種類しか存在しないことがこれまでの研究で明らかとなりました（体内で生成された代謝物を除く）[3]。黄斑部の黄色い色素ー黄斑色素ーを構成する力ロテノイドが主にルテインとゼアキサンチンであることから、これらを黄斑力口テノイドと呼ぶ文献も散見されます。

「AREDS2 （工ーレッズ・ツー）」の名のもと全米85力所の施設で合計4,200人の加齢黄斑変性（AMD）の参加者が5年間に及ぶ追跡調査の対象となり、ルテイン、ゼアキサンチンをはじめとする栄養素がもたらす可能性のある利点が2013年に報告されました[5]。このAREDS2で推奨された以下の1日用量がその後のサプリメントの設計における拠りどころの一つとなりました[4]。

ビタミンC（500 mg）
ビタミンE（400 IU）
ルテイン（10 mg）+ゼアキサンチン（2mg）
亜鉛（酸化亜鉛として80 mg）
銅（酸化第二銅として2 mg）

ナチュラリー_™ レティオ　ルテイン_®について

ルテインはケールやホウレンソウのような濃緑色葉莱に豊富に含まれる一方、ゼアキサンチンはトウモロコシや柿のような植物供給源に加え、動物性の鶏卵にも野菜・果物と比べて遜色ない濃度で存在が認められています。黄斑力ロテノイドの商業上の利用はマリーゴールド（Tagetes erecta L.）の花弁（図2）などの抽出、精製によって実現されてきました[4] 。ナチユラリー_™ レティオ　ルテイン_®には、力トラフィトケム社※の旗艦製品であるXanMax®（ザンマックス®）が配合されています。ザンマックス®は、同社の特許製法（JP4848420）を用いてマリーゴールドから得れた高品位のルテイン・ゼアキサンチン製品です。

※1. 力卜ラ・フィ卜ケム社(Katra Phytochem Pvt Ltd) は、1996年インド・力ルナータ力州の州都で「インドの庭園都市」としても知られているベンガルール(旧称バンガロール) に力トラ・グループのウエルネス部門のメンバーとして設立され、ルテイン・ゼアキサンチンの供給源と芯なるマリーゴールドの農場経営と栽培を基盤に種子から製剤までのバリューチェーンの統合を完全なものとし、革新的で信頼性の高いフィ卜ケミカル製品を地球規模で提供している成長企業です。

■参考文献

Schalch W. Carotenoids in the retina--a review of their possible role in preventing or limiting damage caused by light and oxygen. EXS. 1992;62:280-98.
Khachik F, et al. Distribution of carotenoids in fruits and vegetables as a criterion for the selection of appropriate chemopreventive agents. In: Yoshikawa T, Ohigashi H, eds. Food Factors for Cancer Prevention. Tokyo: Springer-Verlag; 1997:204-8.
Bone RA, Landrum JT, Tarsis SL. Preliminary identification of the human macular pigment. Vision Res. 1985;25(11):1531-5.
Bernstein P. Studies related to the protective role of dietary carotenoids. Lutein and Zeaxanthin against AMD. Abstract presented at SupplySide® West. 15. November 2013.
The Age-Related Eye Disease Study 2 (AREDS2) Research Group. Lutein + Zeaxanthin and Omega-3 Fatty Acids for Age-Related Macular Degeneration. The Age-Related Eye Disease Study 2 (AREDS2) Randomized Clinical Trial. JAMA. 2013 May 15:309(19):2005-15.

詳細情報